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庭を訪れる蝶たち


 館長は「土佐の歴史散歩」の取材のため常にカメラを身の回りに携帯して移動していました。社寺だけでなく鳥であろうが蝶であろうが興味に応じて撮ることが楽しみでした。しかし現在病気のため行動が制限され、撮影機材の使用も運搬も不便になりました。その中でリハビリを兼ね自宅の庭で可能な撮影で得た収穫がほとんどです。
 (蝶の種名などについてはインターネットの「蝶の図鑑」を利用しています。)


2015年6月に自宅庭で初めて認識したイシガケチョウ(イシガキチョウともいう)。


(以下のサムネール画像をクリックすると、大きい画像が出ます。消すには×をクリックしてください。)


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 子どもの頃から知っていた蝶はキャベツの青虫から変身するモンシロチョウ、黄色いキチョウ、ミカンの葉にいて頭からオレンジ色の角を出す芋虫から変身するアゲハチョウ、あるいはトンボを釣って遊んだトンボ蝶(イチモンジセセリなど)ぐらいです。
 キャベツもミカンも当時の自宅の畑にあった作物で、そこから蝶が生まれてくることは子どもなりに理解していました。
 今回、その頃とは違う環境で自分が住んでいる中で、ちがった蝶に出会っていることを知ることになりました。

 まず、子どもの時の原風景ともいえる蝶はキャベツ畑のモンシロチョウですが、ここにはキャベツ畑もないしやってきません。
代わりによく来るのはスジグロシロチョウです。 

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 次に色の黄色いキチョウです。 保護色と思ったのか?ビール瓶のケースへとまりました。

赤、黄どっちの花がいい? 黄色い葉っぱの下で。

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 アゲハの標本みたいです。ゆったりしてました。花から花へ。

 ヒオウギで忙しく蜜を吸っていました。ナンテンの葉で休憩するアゲハです。

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 長い草の茎で胴体を縛り飛んでいるトンボの近くに差し出すとトンボが飛びついたという子どもの時の記憶です。
 小さい蛾のようなイチモンジセセリです。

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 庭に来ていることがすぐ判るのは大きい蝶です。アゲハの類はスピードも速く、狭い自宅の庭などひとっ飛びのような勢いがあります。
 特に真っ黒い影が飛ぶと「おおっ来た」と声を上げたくなります。
 でも黒いアゲハ蝶は何種類かあってネットで調べても未だによくわかりません。

 2011年5月気がついて初めて撮影したナガサキアゲハです。

 2012年7月はナガサキアゲハがまた来ていました。

 2015年7月に見つけたナガサキアゲハは羽根がボロボロになっていました。

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 2012年7月はモンキアゲハも来ていました。2016年4月にもモンキアゲハを見つけました。

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 2012年7月はクロアゲハも写っていました。

2015年7月にもクロアゲハが撮れました。白い紋がクロアゲハの印らしいです。

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 2016年4月に撮ったものがカラスアゲハと思うのですが、よくわかりません。

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 珍しい蝶たちが庭を訪れました。

 ひとつめです。写真があまり良くないのですが沖縄辺りにいるコノハチョウ(イワサキコノハ?)のようです。
 2016年4月庭で。あり得ない場所に枯れ葉がかかっていて、少し飛んで場所を変えました。急いでカメラをとり構えましたが、すぐにひらひらと飛んで行きました。
 擬態している蝶として有名ですので、わくわくしましたが、残念なことに一瞬の出来事で終わりました。

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 2つめに2015年6月四国・九州には既に土着しているとされるイシガケチョウが庭のキウイの葉にとまっていました。

 翌年の2016年5月にも同じようにキウイの葉の裏にひっそりととまっていました。

 2年続けて現れたのは、やはり高知県内にも土着しているのでしょう。同10月庭で。この年になるまで知りませんでした。

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 3つめに、2015年12月、小さい蝶ですがきれいなムラサキシジミです。羽根を閉じると地味です。
 その辺りを飛び回っていましたので単なるシジミチョウかと思っていましたが、羽根を開いたらきれいなのでネットで調べました。

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 4つめは上と大変よく似た蝶です。同じく2015年12月のことでしたが冬なのでおかしいと思いました。調べるとムラサキツバメが寄り集まって成虫で越冬するようです。でもこの葉は間もなく落ちてしまい蝶たちはどこかへ飛び去ってしまいました。
 これも南方系の蝶で九州南部に多いようです。温暖化などの影響で関東地方でも見られるということです。

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 5つめは、2017年4月9日のことです。地味な羽根で一瞬ルリタテハかと思いましたが、羽根の表が少し見えると赤い模様が見えました。初めて見ましたが、全国的に分布しているテングチョウでした。

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庭で生まれる蝶たちがいました。

タテハの類にはきれいな蝶が多いようです。
パンジーの鉢に突き刺してあった棒についていたさなぎから羽化しました。

その下のパンジーの茎では黒地に赤い模様のいかにも有毒のふりをしたツマグロヒョウモンの幼虫がいました。
鏡川の岸にある木の上でも、ペアリング中のツマグロヒョウモンが見つかりました。
食草は各種スミレ類で園芸種も含まれます。4~11月の間に4,5回発生するそうで撮影のチャンスが多いです。

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庭のホトトギスの枯れはじめた枝でルリタテハの幼虫を見つけました。明くる日です。

観察のため室内に取り込んでいたら羽化しました。羽根を開くと瑠璃色でした。

庭で2016年8月に庭で撮影したルリタテハです。ツユクサの上で休んでいました。
食草はサルトリイバラ、ホトトギス類、ユリ類などといわれ、暖地では6~10月の間に2,3回発生するようです。

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ホシミスジというタテハチョウの仲間も庭にいました。これは幼虫、さなぎは確認していません。
食草はコデマリ、ユキヤナギ、カエデ、シモツケなどです。庭にはコデマリ以外はありますから庭で十分発生していると思われます。

近縁種にコミスジがあり、これも庭で見かけます。
食草はクズ、ハギ、フジ、ニセアカシアなどのマメ科植物でありフジは庭にあり、クズは近所にあります。庭の幼虫、さなぎは確認していません。

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よく見かける蝶

よく見かけるのはヒメウラナミジャノメという蝶です。2012年6月庭で。
食草はイネ科のススキ、チヂミザサ、などで、庭で発生しているとは思えませんが、里山が近いので来るのでしょう。
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以前からよく見かける蝶で単にジャノメ蝶としか認識していませんでした。2013年9月庭で。

ところが調べてみると結構種類が多いので驚きました。2015年4月庭で。

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2016年9月に庭で撮ったものはヒメウラナミジャノメとは少し違うなと思われ、これらの種類の中では、
ヒカゲチョウだと思います。

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小さいシジミチョウやセセリチョウの仲間もよく見かけます。

ヤマトシジミ2013年8月庭で。かわいそうにちょっと羽根が破れています。

ルリシジミ2016年10月庭で。ビニールテープの隙間に溜まった雨水を吸っていたようです。

ベニシジミ2012年6月鏡川で偶然出会いました。

クロセセリ2013年9月庭で

  2015年8月庭で

ダイミョウセセリ2011年5月庭で、2015年7月庭で

イチモンジセセリ2015年10月庭で