2009年3月23日(月) 残っていた灘方面の登山道を確認します。車は漁港に置かせてもらいました。
宇津野トンネルを南へ出て右カーブ、手押し信号、そして直線になったところでもうひとつ手押し信号の
交差点があり、パチンコ屋さんがあります。ここで右手に入ります。
私はまちがって手前のモーテルへの道に入ってしまいました。
自動車1台がやっと通れる程度の舗装道路が山に向かって続きます。
次第に道幅が狭くなります。前の山の中央の鉄塔が見晴らしの良い場所で、宇津野峠はその少し右手の低い所です。
立派なハイキングコースの案内板がありました。
県道からの入り口近くにあればいいのに。
きれいな水が流れる小川の合流点です。ここは右側の流れに沿って進みます。
ここらで海抜10mだそうです。南海大地震による津波の予想高さぐらいでしょうか。
登りになります。左側は畑地になっていますので入らないようにしましょう。
フキが両側にあふれている。
文旦の畑も見かけました。でもイノシシ捕獲用の檻もあり、ちょっと緊張でした。
イノシシよけには鈴を腰につけるか、ラジオを鳴らしながら登りましょう。
丸木数本を組んだ橋がありました。谷川を渡り左へ。
何だろう。セキショウより柔らかそうな細い葉の植物が群生している。
ムサシアブミがそこここに顔を出していた。
ちょっと変わったササが道の両側に生えていました。
イワガネソウかイワガネゼンマイ
フユノハナワラビ
ヘラシダ
イズセンリョウ
途中わずかに覗いた浦戸湾の風景
ツワブキの花のあとにまだ綿毛が残っている。
堀切のような部分もある。浦戸城に入城した山内一豊はここを越えて高知城の築城を見に行った。
美しいシダがあった。コバノカナワラビです。(山岡先生ありがとう)
宇津野峠です。ここまで早い人で20分。私みたいにゆっくり植物を見ながらだと倍の40分かかりました。
ついこの前までここに立っていた道標は、柱が腐って下に落ちていました。
いつもの展望所へ階段をあがりましょう。
今日は少し黄砂があるのかわずかに黄色っぽく霞んでいます。
高知も発展したものだ。高さこそあまり高くないが、ビルがいっぱい。
南側には浦戸湾が広がる。絶景じゃ、絶景じゃ。