よいよい写真館川と山鏡川と橋>大垣内橋付近

大河内(おおがち)橋付近(2001.02.04撮影 Fujifilm FinePix1300使用)



 宗安寺から西岸の細い道路をそのまま上流へ上がると、川が再び大きくカーブして流れの
方向が変わります。
 写真は上流方向を写したものですが、左手のビニルハウスは柱谷への谷の入り口です。
 このあたりは両岸に田や畑が多く、人家は少なくなります。
 女性銀行員殺人事件はこのあたりだったかな?



 上の川の写真を撮影中、ふと後ろを見ると高さ40cmぐらいのかわいい石碑がありました。
ミカンが添えられていたので表面を見ると不思議・・と彫られていました。・・は読めなかった。



 さらに上流に進み、行川(なめかわ)集落への入り口にたどりつきました。
向こう岸は塚の原から鏡村に向かうメインの県道で、橋のたもとには自動車修理工場があります。
 ここに架かる橋は行川橋と言いたいところですが、つぎのような名前でした。


おおがちはしの銘板

大河内と書いて「おおがち」と読み、この橋の東岸一帯がその地区らしい。
私は今まで大河内(おおがち)は聞いたことがなくて
西岸の行川(なめかわ)は昔から聞いて慣れていました。



東岸の県道から撮影。小雨が降っているので霞んでいますが、向こうの谷に見える集落が行川です。


2008年9月13日(土) 今日は少し行川川に沿って奥に入ってみようと出かけました。
(CONTAX SL300R T*使用)



 おおがち橋から1kmほど谷の方に進み、最初に行川川にかかる橋です。「豊作田(ほうさくだ)橋」と
いう農業の豊作祈願をかけたような名称です。橋を渡り突き当たり左の領家方面に車を進めました。



 ここから道路の左側に川があります。なぜか少し上流にはまったく岩が無く、ここに岩が集められて
いる感じを受けますが考えすぎでしょうか。ここで川が曲がっているので流速が落ちて岩が流れなかったのでしょう。



再び1kmほど走ると中山橋があります。右側には行川小中学校が見えます。
学校の入り口で珍しいものを見つけました。



二宮金次郎像です。焼き物のようです。上八川小学校や土居小学校にもあったような気がしますが。
ここの子どもたちは二宮金次郎について説明できるのでしょうか。



 このあたりはまだ川らしい姿です。



行川の集落を通り過ぎるところに新瀬柳(しんせりゅう)橋があり、川は再び左側になります。



振り返ると集落の端の家々と行川川が見えました。
鏡川沿いに比べ、あまり耕作地は見えないのですが、高知市で働いているのでしょうか。



また1km足らず上流に進みます。ここには少しずつ階段状になった田んぼがありました。
川幅が少し狭くなりました。



 さらに1kmほど進むと唐岩橋です。
 ずいぶん新しいなあと思って銘板を見ると、平成8年3月完成となっていました。


大きい立派な橋だと思い、川はどこかと見れば、田んぼの横の小さな小川になっていました。



 まだまだ上にはきれいに整備された段々畑が続きます。二宮金次郎像にふさわしく、ここの人々は
勤勉なんだと感じました。また、小さな小川になっても、これを潤すだけの水があるんですね。
もうひとつ上流に領家という集落があり、行ってみたかったのですが、今日はもう時間が無くなりました。

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