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菖蒲洞へ



2008.9.8 梶谷橋から鏡川本流を上るとすぐにまた新しい小さな橋がありました。
地域の名をとってか、「多金剛(たこんごう)橋」という銘板がありました。


「多金剛橋」の上から上流を見る。
カメラのバッテリーに充電して来なかったので、もうすぐ電気が無くなるという警告が出ました。
予備のバッテリーも今日は持ってないので、少ない枚数で確実に撮っていかないと・・・。


梶谷橋から2kmほどで橋がありました。向こう岸には西川バス停がありました。
この西川地域入り口に架かるのは「西川橋」だろうか、銘板がありません。
橋を渡り左に行くと西川地域、右に行くと菖蒲方面です。
下を流れている川は西川地域から流れ出ている川で、少し右手の方で、
菖蒲方面から流れてくる川と合流しています。


菖蒲地域入り口の杉本商店前を左に入ると菖蒲地域へ入ります。
まっすぐ進むと峠を越え南国市奈路に行きます。
分岐点で「菖蒲洞50m」という小さな立て札を見つけました。
梶谷橋からここまで3km程度です。


店の前をまっすぐ進むとすぐに川が左に変わり、何か施設がありました。
この川は菖蒲地域から流れ出している川で、その源は高尻木山です。


さらに隣には白山神社という、いわれのありそうな神社がありました。
次第に空が暗くなり、雨の心配が出てきました。


神社の真ん前に広場があり、私設公民館 和庵とあります。
ここで車を降り、菖蒲洞に向かいました。


菖蒲洞はすぐに見つかりました。
菖蒲洞を示す石柱が見えると同時に、洞内から流れ出す冷気が
体を包み、ひととき残暑から救ってくれました。


木の柵に鎖が巻かれ錠前がかかっていて、洞内は立ち入り禁止でした。
市役所または杉本商店に予約を入れて案内してもらわないと、洞内は真っ暗な上に
支洞が多くて迷うので大変危険だそうです。


菖蒲洞前から上流を見る。土砂がほぼせき止めているので水が貯まっていますが、
ほとんど流れはなく、ここから下流はほとんど菖蒲洞から流れ出す水です。
これは細藪山から流れてくる小さな流れで、この50m下で先ほどの高尻山
から流れてくる川に合流しています。


帰り道イタドリの花がきれいに咲いているのを撮ったら、ちょうどバッテリーの電気が
切れてしまいました。直後にはフロントウィンドウに雨粒がぱらぱらとつき始めました。

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