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烏帽子山から宇津野峠へ


2008年12月22日、宇津野峠と宇津野山の間はまだ歩いてなかったきに、どうなっちゅうか知りとうなって行ってきたぞね。
 寒波が来ちゅうというきに、ちっくと寒かったし、雲が多うて、時雨そうな感じやったけんど、それでも歩きゆう人はおったがね。
 行きの烏帽子下りでは犬を連れた夫婦連れに出会うたし、鷲尾山の東側では筆山から来たという中年女性の二人連れにも出会うた。帰り道では鷲尾山西側で男性一人で軽装で竹の杖を持ち頭には手ぬぐいを巻いて、たぶん近所の人の毎日の散歩コースかという感じ。最後におんちゃんが烏帽子に帰り着いたときには青年男女が白いトレーナー姿でこれから鷲尾山方面に向かおうとしよった。もっとぬくい、日よりのえい日じゃったらもっと人が多いと思うねえ。案内図はこちら


おおなろ園です。来た道を振り返ったところです。この脇には飲み物の自動販売機もあります。


こんな案内もあります。烏帽子山はKUTVのテレビアンテナがあり、工事のため開発した道路が
頂上付近まで通じています。


烏帽子山への入り口です。おおなろ園の入り口南から入ります。ここから徒歩で登る場合はこの周囲に車を置くことができます。


登り始め、カーブをいくつか過ぎると右手にくアンテナ塔がありますが、これは関係ありません。


2009年1月3日にここを通ると、心ない輩が捨てたゴミがありました。
ゴミは捨てない、花は盗らないっ!


少し上がると西へ向かう登山道がありました。
これが柏尾山(地デジのアンテナが立つ)への登山道ではないかと思います。


さらに進むとカーブの向こうに赤白のスマートなアンテナが見えます。これが烏帽子の頂上付近に
建っているKUTVのアンテナです。次第に道路は狭く、カーブと坂がきつくなりますから用心してください。


KUTVのアンテナ塔基部の建物です。烏帽子山頂をパスして行く場合はこの奥へ続く道を進みます。


烏帽子山頂を通る場合はこの後ろ側の道を進みます。


山頂への階段です。ここは神田石土神社の境内です。


頂上手前に石土大権現があります。


頂上には石土神社があります。


神社の祠の左手に小さな烏帽子山の表示と三角点がありました。


そしてその前の南面の崖にはミニ鎖場があり、アンテナ南側の道と結ばれています。


神社から東に向かい下ります。アンテナ南側の道に合流しなおも下ります。


下ったと思うと上りです。このあたりが南嶺コースでは一番のアップダウンでしょう。
犬を連れたご夫婦にはこのあたりで出会ったのでしょうか。


10分程度で簡単なベンチがある場所に出ます。


頂上部を除き、一番は宇津野峠の少し上の休憩所ですが、ここは二番目に見晴らしのいい休憩所です。


鷲尾トンネル南口を出たところが下に見えました。


さらに道は下ります。


何か竹で作った夕涼み台のようなものが、ずっと前から作られていますが、よくわかりません。


ここは少しだけ南が開けていて、下界が見え、鷲尾トンネルの真上だということがわかります。


烏帽子山頂から約20分で吉野からの道と合流です。


鷲尾山の山体にとりついたので道は上りになります。


傾斜がきついので土が流されて木の根がむき出しになっています。間もなく鷲尾山の頂上です。


鷲尾山の頂上から太平洋を眺めて少し休憩します。もうすぐ正午近いというのに今日はだれもいません。


湾内の島々も見えます。何枚か写真を撮ったので出発です。


ここから尾根道をまっすぐ進んでしまうと、やがて右に回り横浜新町に下りてしまいます。
宇津野方面にはここで左に下りないといけません。


案内標識はこうなっています。


尾根から下りたところで振り返り、分岐点を見上げて。


次の分岐点です。そのまま左手に進むと筆山方面です。右手に上がると四国電力の敷地だとわかるものがあります。


大丈夫です。ここには宇津野山への案内標識があります。


四国電力の敷地を通ります。


5分も経たないうちに四国電力の敷地から出ます。


そこは筆山方面から上がってくる道が合流していました。
筆山方面から宇津野山へ行くためには、この道を通って来るのです。
分岐点は「筆山から鷲尾山へ」を参照してください。


なだらかな上りです。


送電線の鉄塔の真下を通ります。
一見ここが宇津野山の頂上みたいですが、あと100mほど先でした。


ここが宇津野山の頂上です。ベンチらしいものはありましたが、頂上部を示す案内標識はありません。
鷲尾山から宇津野山まで約30分でした。


これが唯一の頂上らしい物件でした。見晴らしを期待したのにとても残念です。
南嶺ウォーキングを市民に広めるためには、なんとかならないものでしょうか。


しかたなく、通り過ぎて下り坂を下ります。


鉄塔の向こうに少しだけ市街が見えます。


ここも鉄塔の下をくぐって、どんどん下って行きます。


急坂の階段に金属の縁が設置されています。


やがて分岐がありました。宇津野山は通り過ぎてきたので、ここでどちらに行くか迷いました。
案内標識は右の道には「灘」の一文字だけ。まだ尾根を進みたいので灘に下りてしまうと困ります。
どちらの道も見るところ同じような規模で下に向かっています。
急坂と落ち葉で滑り落ちそうな左の道を少しだけ下りてみると、右手に山の続きが見えてくるし、
どうやら直近の市街に下りてしまいそうです。結局右手の「灘」方面に向かいました。
ここは案内標識に灘と同時に宇津野峠と書いて欲しかった。宇津野峠には西孕へ下りる道もあるのですから。


途中に再びあるこの標識も同じようなことですが、この脇道は細いので格別迷うことはありません。
どうやら下にある鉄塔の保守のための通路のようです。


やがて林を通りトンネルを出るような感じに向こうが明るくなりました。


ここが頂上以外では今日一番の見晴らしのいい場所でした。
西孕から宇津野山」を参照下さい。


衣ヶ島と浦戸大橋の位置が鷲尾山から見たのとは大きく違っています。


さらに進むと再び金属の補強をした階段が急斜面に設置されています。


すぐに小さな切り通しの分岐点に出ました。さきほどの見晴らしのいい場所からわずかに2分です。


ここには灘の方向と西孕第二バス停方向にそれぞれの表示がきちんとされていました。
宇津野山から宇津野峠まで約35分かかっています。途中の迷いがなければ25分で来ることができたでしょう。


ポケットに持って行ったコーヒーを飲んで、今日はここで折り返しです。
もちろん空の缶は持って帰りましたよ。


烏帽子山に戻り万歩計を見たら、今日の散歩は途中の休憩も入れてほぼ4時間で1万2千歩でした。

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